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冬が来る前に!カヤの平高原のブナの森づくり | ブナの植林活動|森のライフスタイル研究所

Announcement

冬が来る前に!カヤの平高原のブナの森づくり

2015/10/17 長野県下高井郡木島平村カヤの平高原牧場

レポート公開中 2015/11/02 Update

【10/17-18開催】11月から林道が冬季閉鎖されるカヤの平高原。来春の6月になるまで入ることができません。冬に閉ざされる前に今年最後のブナの森づくりを行います。今年はブナの実が豊作の見込みなので、実を拾って播く作業もやってみようかと思っています。黄葉のブナの森も風情があって魅力的ですよ。木島平村自慢のダリア園も見学する予定です

この活動は、長野県「地域発 元気づくり支援金」および国土緑化推進機構「緑の募金」三機工業「SANKI YOUエコ貢献ポイント」の支援を受けておこなっています。

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Guideline

活動名 冬が来る前に!カヤの平高原のブナの森づくり
開催日時 2015/10/17(土) ~2015/10/18(日)

雨天時は、合羽を着て作業します。
雨脚が強い場合や落雷のおそれがある場合は、作業は中止します。

開催場所 長野県下高井郡木島平村カヤの平高原牧場
活動内容 ●林縁部からブナ苗やブナの実を採取
●植栽地へブナ苗を運び、移植
●ブナ原生林で森林学習
集合 ●06時45分 新宿センタービル前(東京都新宿区西新宿1-25-1)
http://p.tl/Xk5b
※現地集合・現地解散をご希望の方は、お申込時にその旨をご記入の上、事務局までご連絡ください。
スケジュール 【10月17日】
●06:45 新宿西口 新宿センタービル前集合
●07:00 出発 関越道→上里PA→上越道→小布施PA→木島平村へ
●11:30 道の駅 花の駅 千曲川 「Cafe 里わ」着 昼食
●12:30 カヤの平高原へ出発
●13:30 カヤの平高原総合案内所 着 開会式
●13:45 ブナ林に移動して森林学習
●14:15 ブナの掘り採り場所に移動し、ブナ苗の掘り採り・ブナの実拾い開始
●16:15 ブナ苗の掘り採り終了 後片付け
●16:30 けやきの森公園へ出発
●17:30 けやきの森公園にてBBQ(夕食)
●19:30 ケヤキの森公園を出発
●20:00 パノラマランド木島平 着 入浴、自由時間

【10月18日】
●07:00 朝食
●07:45 パノラマランド木島平を出発
●08:45 カヤの平高原総合案内所 着
●09:15 ブナの移植場所に移動し、ブナ苗の植え付け作業
●11:15 作業終了 後片付け
●11:45 カヤの平高原を出発
●12:45 パノラマランド木島平にて昼食、入浴
入浴は無料です。ただし、バスタオルのレンタルは有料となります。
●14:00 パノラマランド木島平を出発
●14:20 やまびこの丘公園 ダリア園
●15:20 やまびこの丘公園を出発
●15:40 ファームス木島平でお土産品のお買いもの
http://www.farmus.jp/
●16:00 出発 途中、PAで休憩予定
●20:30 新宿西口着 解散
持ち物 ●動きやすく、汚れてもよい服装、帽子、軍手(イボイボ付き)、着替え(カヤの平高原は標高1,500m近くあるので寒さ対策も!)、タオル・バスタオル、飲み物、歯磨きセット。靴は動きやすいもの、合羽(レインウェア)、防寒着、常備薬(必要な方)。保険証。

●宿泊先には浴衣や歯ブラシ、タオル類は用意してあります。

●シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーもございます。
募集対象 ●ご興味のある方なら誰でも(親子での参加もOKです)
定員 30名
参加費 ●11,000円(お一人様あたり)
●10月14日(水)までに事務局へキャンセルのご連絡(メールまたは電話)をいただけなかった場合、キャンセル料11,000円をご請求させていただきますので、予めご了承ください。

●定員を設けての開催ですので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡ください。
申込期限 平成27年10月11日(日)
注意点 ●バス降車後すぐに活動できる服装でお集まりください。
●部屋割は、基本的に事務局で行わせていただきます。
●貴重品の管理は、各自でお願い致します。

【ご連絡先をスマートフォンや携帯電話のメールアドレスにする場合】
メール設定でドメイン指定受信をされていると森ライからのお知らせメールが届きませんので、必ず森ライからお送りするメールのドメイン(slow.gr.jp)の受信許容の設定をしてください。
設定方法は、ご利用されている端末の各携帯電話端末販売会社のホームページ等でご確認ください。

【確認メールやお知らせメールが届かない場合】
森ライからのメールが届かない場合、メールソフトやウィルス対策ソフトのフィルタ設定、プロバイダの迷惑メール対策等により、迷惑メールと判定されている可能性があります。迷惑メールフォルダ等にメールが移動していないかをご確認ください。
迷惑メールフォルダに移動させない設定方法や対策等につきましてはご利用されている端末の各携帯電話端末販売会社のホームページ等でご確認ください。
ご連絡
その他 旅行企画・実施:銀河鉄道株式会社

Report

秋色に染まる高原で、はじめてのブナの種蒔き

今年最後のブナの森づくりは、いつものようにブナの稚樹を掘り採り、移植するのではなく、ブナの種蒔きに挑戦しました。11月のはじめには林道が閉鎖され来年の6月になるまで人が立ち入ることができないカヤの平高原。ブナやカラマツは美しく黄葉し、ナナカマドやツタウルシの紅葉がところどころに鮮やかなアクセントを付けていました。美しい晩秋の高原の風景を楽しみながらの森づくり活動です。

なんとトラック火災で高速道路が大渋滞
10月中旬ともなると家を出る頃は、まだ日の出前の暗い中です。新宿西口の新宿センタービル前に参加者が集合し、バスで一路、木島平村を目指します。ところが関越道練馬料金所に着く前にすでに大渋滞。関越道所沢IC手前でトラックの火災があったとのことです。事故現場を過ぎるまでかなりの時間を要してしまいました。しかし、その後は渋滞もなく快調に進み、飯山市ではクラシックカーの祭典“ラ フェスタ ミッレミリア 2015”に参加しているクラシックカーにも遭遇。結局30分ほどの遅延で昼食をとる「道の駅 花の駅 千曲川」へ到着することができました。ここでブナ博士の小山さんと合流し、カヤの平高原へと向かいます。

大人も子どもも夢中になる、ブナの実拾い
麓ではまだ青々としていたカラマツも、林道をどんどん登って行くに連れ、黄金色に姿を変えています。カヤの平高原の黄葉はちょうど盛りを過ぎた頃。車窓を流れる美しい景色に見とれているうちにカヤの平高原に到着。木島平村役場の山本さんが出迎えてくれました。身支度を整えたら、いよいよブナの森へ向かいます。小山さんのレクチャーを受けながら、ブナの実拾いの開始です。村役場の山本さんと森ライ隊員2名は、種蒔きをするエリアの下草を刈るためにみんなより一足早く牧草地へ向かいました。

ブナの実拾いができるのは、数年に1回
ブナの実は、豊作と不作の年がはっきりしていて、一般的に5年から7年の周期で豊作になると言われています。2013年は若干、実が落ちていましたが、2014年はまったくの不作でした。今年は、6月の調査のときから、ブナの花がたくさん咲いていたので豊作が期待されていました。しかし、台風の影響等で熟するまえに落ちてしまった実が多かったのか、木によって実の付き方はまちまちでした。それでもたくさんのブナの実を拾うことができました。ブナの実は、1つの堅果の中に2つの実が入っていて、実は三角錐の形をしています。蕎麦の実に似ているので、ソバグリとも呼ばれます。栄養価が高く動物たちにとってはご馳走です。アクがないので人間も生のまま食べることができます。口に入れて噛んでみるとクリのような味がしました。

来春、芽を出したブナの赤ちゃんを見るのが楽しみ
2日目は、いよいよ種蒔き。みんなが拾った実の合計は、なんと3,500粒!これを初日に下刈りをしたフィールドに植えていきます。移植ゴテを地面に差し込み、ネズミに食べられてしまわないように5cmほどの深さの隙間をつくり、そこにブナの実を1粒入れて、上からしっかり踏み固めます。15cm間隔で実を植えていきます。このまま雪の下で冬を越し、来年の初夏にはブナもやしと呼ばれる双葉を出しているはずです。来年、カヤの平に来るのが楽しみです。

木島平村自慢の美しいダリア園に感動
無事に活動を終え、宿舎のパノラマランド木島平に戻り、昼食と温泉。そして今回のお楽しみ企画の、やまびこの丘公園のダリア園見学に出かけました。ダリア園には、約260種類、30,000本のダリアが植えられ、見頃は9月から10月の下旬。紅葉の山をバックに咲き誇る大輪のダリアの花は想像以上に美しく、ちょっと感動的な森づくりのフィナーレでした。さて、2015年は3回の活動で2,400本の苗と3,500粒の実を植えることができました。少しずつですが、未利用牧草地はブナの森に還っています。

Photo

カヤの平高原に近づくにつれカラマツの黄葉が見事に!
飯山でクラシックカーのレースに遭遇
赤や黄色、秋色に染まった山々
種蒔きエリアの下草を刈りました
小山さんの種蒔きレクチャー
ブナの実拾いは、大人も子どもも真剣
ちびっこも種蒔きに参加しました
春になったら、何本くらい発芽するでしょう?
3,500粒の種蒔きを完了!
やまびこの丘公園のダリア園を見学
大輪のダリアの花の美しさに感動しました

Voice

小山泰弘さん 農学博士
小山泰弘さん 農学博士
カヤの平高原牧場でのブナの森づくりは3年を経過しましたが、今のところ大成功だと思っています。たくさんの人が森づくりに参加してくれて、3年間で企業参加のボランティアが植えてくれた分も入れると約2万本のブナを移植することができました。人が関わることで森ができることを実感できる森づくりのプログラムが作れたと思っています。移植した稚樹は4、5年生のものが多いので、あと5年くらい経つと「あっ木が生えているな!」という状態になります。その次の5年間は、植えたブナが雪の重さと戦う時代に入ります。それを過ぎれば、いきなり森になっていきます。10年後には樹高が2mを越え、森と呼んでもいい状態になっているでしょう。さらにもう10年経てば雪が積もっても頭が上に出るような樹高に育っていくと思います。
久保田聖子さん
久保田聖子さん
カヤの平は今回で4回目です。前に勤めていた会社がブナ材をつかった家具を扱っていたので、実際にブナの森を見てみたいなと思ったのが参加したきっかけです。一度、ブナを植えてみると、植えた木がどうなっているのかなあと思い、毎年1回は活動に参加しようと決めています。カヤの平高原は、6月、9月、10月の活動に来たことがありますが、それぞれ新緑や黄葉など自然の美しさを堪能できるのが魅力ですね。

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