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津波の被害に遭った海岸林復興のための伐採ツアー IN 千葉県匝瑳市 | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

津波の被害に遭った海岸林復興のための伐採ツアー IN 千葉県匝瑳市

2013/06/22 千葉県匝瑳市堀川浜海水浴場近く海岸林

レポート公開中 2014/07/24 Update

【6/22任務終了】シティグループ「グローバル・コミュニティ・デー」の活動として、千葉県匝瑳市堀川浜海水浴場近くの海岸林の伐採とその運び出しをお手伝いさせていただきました。津波等で枯れてしまった木々を切り倒し、枝を軽く払い、玉切りし、運び出すということの繰り返しで相当タフな内容でしたが、およそ27㎥分の活動量となりました。ちなみに、すべて手ノコギリでの活動です。

Guideline

活動名 津波の被害に遭った海岸林復興のための伐採ツアー IN 千葉県匝瑳市
開催日時 2013/06/22(土) ~2013/06/22(土)
開催場所 千葉県匝瑳市堀川浜海水浴場近く海岸林
活動内容 ●津波の被害に遭って枯れてしまった木々の伐採と集材
集合 ●7時15分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
スケジュール ●7時30分:出発
●10時ごろ到着:海の家「さくま」
●10時15分〜10時30分:開会式及び作業の手順説明、安全ポイント整理
●10時30分〜12時30分:伐採活動
●12時30分〜13時30分:昼食 海の家「さくま」にてお弁当
●13時30分〜14時45分:伐採活動
●14時45分〜15時00分:閉会式
●15時00分〜15時30分:着替えと片付け
●15時30分〜:現地出発、帰路
●17時45分ごろ:新宿西口到着後、解散
持ち物 汚れてもよい服装、防寒着、帽子、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)。保険証。
募集対象
参加者数 77名
参加費
申込期限
注意点
ご連絡
その他

Report

津波の被害に遭った海岸林復興のための伐採ツアー IN 千葉県匝瑳市

シティグループさんと千葉県匝瑳市の海岸林へ

2011年3月11日の大震災は、東北地方のみならず、首都圏に位置する千葉県九十九里浜にも大きな被害をもたらしました。そこで私たちはこれまでに山武市蓮沼で10回、旭市で1回、計11回にわたって津波による塩害で枯れてしまった千葉県の海岸林の復興活動に携わってきました。そして今回、シティグループさんより80名近い皆さんにご参加いただき、九十九里の海岸では3か所目となる匝瑳(そうさ)市の海岸林へと向かうことになりました。
シティグループさんでは年に一度、全世界の社員とその家族約7万人が一斉にボランティア活動に従事する「グローバル・コミュニティ・デー」を設けており、その一環として昨年6月には長野県長和町のスキー場跡地の植林に参加いただき、今回はそれに続く2回目となります。匝瑳市での活動は、昨年12月に旭市でインターナショナル・スクールの環境クラブの生徒さんたちとおこなった作業と同様、枯れた木々を伐り、伐った木は枝を落として分割したうえで数か所に集め、今後の海岸林の再造成に貢献する作業です。
というわけで、一行はバス2台に分乗して早朝の新宿を出発。作業をおこなう堀川浜海水浴場に着いたあとは、今回のために海開き前にもかかわらずご協力を快諾いただき海の家を開けていただいた「海の家さくま」さんの前で現地集合組と合流。
開会式ののち、作業内容を確認してからヘルメットとノコギリを配布し、揃って作業現場へと向かいました。


3班に分かれ2人ひと組で枯れ木を伐って運ぶ


伐っていく木は幹の太さが直径10〜20センチ、高さ4〜5メートルほどなのでそれほど大きい方ではありませんが、油断は禁物です。木は倒してみると思ったよりも大きく感じることもあり、木が倒れる周辺に人がいないかの確認は当然のこと、枝を落とすときや伐った木を運ぶ際に張り出した枝で目や肌をつついたりしないか、注意しなければならない点はたくさんあります。
また万が一、鋭利なノコギリで皮膚を傷つけてしまうと切り口がぐちゃぐちゃになって、完治に時間がかかるうえに傷跡が残りやすいので要注意です。
そんな注意点とともに、「受け口」と「追い口」をつくって木を伐っていく方法を伝えたあとは、3班に分かれて2人ひと組になって作業の開始です。木を伐り、枝を落とし、太く長い幹は運びやすい長さに伐り、伐った木はあとで集材しやすいように数か所に集めていきます。木を伐ること自体初めての人が多かったと思いますが、皆さん飲み込みも早く作業はみるみるはかどっていきました。

昼食後も作業を続け、午後3時過ぎに終了


12時半を回るころまで働いたら、海の家でお弁当の昼食をとり、しばし身体を休めたあとは再び現場に戻って作業を続けること約1時間半。海岸林は延々と続いているので「きりのいい場所」というのはないのですが、空が急に暗くなって雨がポツポツと降り出してきたころ、おおよそ予定していたあたりまで片づいたところで作業は終了。
それでも、作業を進めてきた地点を振り返れば、ビフォー&アフターの違いは歴然。みなさんの顔を見れば、汗の合間に輝く達成感。伐採は、成果がはっきり目に見えるのも魅力です。
海の家へ戻って温水シャワーで汗を流し、2台のバスは堀川浜海水浴場を後にしました。ご参加いただいた皆さん、どうもお疲れさまでした。来年の「グローバル・コミュニティ・デー」とはいわず、個人でグルーブで、森ライの活動へのご参加をお待ちしてます!

Photo

2台のバスが堀川浜海水浴場に到着。
まずは「海の家さくま」さんをお借りして準備を整え、作業内容を確認。
歩いて海岸林に向かいます。
作業現場は、遠方に木々が見えるあたりから右方向一帯になります。
ご覧の通り。枯れ木となった海岸林が広がっています。
このような場所で作業は続けられました。
このくらいの大きさの木でも、倒れる瞬間はかなりの迫力。
ひとりの怪我もなく、作業は着々と進められました。
左に海、中央に堤防、右が現場という位置関係の中、作業は続けられました。
近づいてみれば、成果のほどがよくわかります。
伐った木は、さらに運びやすい長さに切断し・・。
運び出して、じゃまにならないところに積み上げていきました。
そして終了。枯れた木がなくなり、実にすっきりしました。
「受け口①」をつくり、反対側から「追い口②」と呼ばれる伐り込みをいれることで、木は狙った方向に倒しやすくなります。③は木の切断面。
「グローバル・コミュニティ・デー」の活動地点を表す「TOKYO」の幕とともに、全員集合。

Voice

森口さん
森口さん
「前回もお世話になった森ライさんなので安心ということもあって、昨年のグローバル・コミュニティ・デーで長野のスキー場跡地に植林に行って以来2度目の参加になります。木を伐って、苗を植えて、そこからまだまだ長くかかる活動の最初の段階を担っているということを意識しながら活動させていただきました」
写真右/K.Rさん 左/奈美さん
写真右/K.Rさん 左/奈美さん
「バードウォッチングが趣味で山好きということもあって、妻に誘われて3回目の参加です。故郷のオハイオでは、子どものころからチェーンソーを使って受け口と追い口を作って木を伐っていましたが、今回はノコギリ。体力が尽きる前になるべく太い木から伐りました(笑)」(K.Rさん)
「親が工務店をやっていたせいで、ノコギリを使った簡単な大工仕事はしたことがありますが、こういう手入れされていない場所は初めてですね。3.11の被害のあった場所ということですが、草がいっぱい生えていて、芽吹いている木もあり、生命のサイクルを感じました」(奈美さん)
写真右/李雅さん 左/EVAさん
写真右/李雅さん 左/EVAさん
「今年入社で、こういった活動に参加するのも初めてです。旅行が好きでこれまで15か国に行き、自然保護意識の高いデンマークがお気に入りですが、日本もすごく意識の高い国ですよね。自然が大好きなので、海風を感じながら自然の中で身体を動かせて気持ち良かったです」(李雅さん)
「来日してまだ5か月ですが、みんな親切で、世界でも特別に美しい富士山があって、すでにたくさんいい思い出がある日本に恩返ししたくて参加しました。今日の活動を通して、自然を守ることの裏にどんな大変なことがあるのかを学んだ気がします」(EVAさん)
ラジィーブさん
ラジィーブさん
「日本に来て12年になるので、日本のためになることを何かやりたくて昨年に続いて2度目の参加です。特に千葉は、九十九里の海岸から初日の出を見たこともありますし、12年のうち10年を過ごした心の故郷。作業としては、どんどんきれいになっていくのが目に見えることもあって、前回の植林よりもやり甲斐を感じました」

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