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3.11復活の森づくり 海岸林の補植ツアー | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

3.11復活の森づくり 海岸林の補植ツアー

2013/04/13 千葉県山武市蓮沼殿下海岸林

レポート公開中 2014/07/24 Update

【4/13補植完了】前回、最後に残された0.2haと、隣接するエリアで枯れてしまっていたマサキやトベラの代わりにクロマツの苗2,800本を植えたことで、私たちの作業エリアとなっている1.4haすべてに植林が完了。そこで昨年春に苗を植えたエリアの補植を行ないます。

「トヨタ環境活動助成プログラム」の支援を受けて行っています。

申込は締切りました

Guideline

活動名 3.11復活の森づくり 海岸林の補植ツアー
開催日時 2013/04/13(土) ~2013/04/13(土)
開催場所 千葉県山武市蓮沼殿下海岸林
活動内容 ●昨年春に植林した場所へ補植を行います。
集合
スケジュール
持ち物
募集対象
参加者数 30人
参加費
申込期限
注意点
ご連絡
その他

Report

「3.11復活の森づくり 海岸林の補植」ツアー

昨年春に苗を植えたエリアの補植

吹く風も穏やかな良く晴れた4月の土曜日。この絶好の活動日和に向かった先は、先月に続いて千葉県山武市蓮沼殿下の海岸林です。
前回、最後に残された0.2haと、隣接するエリアで枯れてしまっていたマサキやトベラの代わりにクロマツの苗2,800本を植えたことで、私たちの作業エリアとなっている1.4haすべてに植林が完了。この地での活動が一段落し、今後は苗を取り囲むように伸びてくる雑草を刈り取る夏場の“下草刈り”と、枯れてしまった部分に新たに苗を植えていく“補植”を通して苗の生長を見守っていく活動になることをお伝えしました。
そして今回、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社およびその傘下企業の三菱UFJモルガン・スタンレー証券、国際投信投資顧問、MUSビジネスサービスから計24名のボランティア支援を受け、さっそく殿下の海岸林の補植に向かうことになりました。
というのも、昨年春に植林したエリアではいくつかの苗が枯れてしまっているので、ここにクロマツの苗を植えていこうというわけです。枯れてしまっている箇所を見つけたら、枯れた苗を抜き取って穴を掘り、新しい苗に植え替えていくのが今回のミッションです。一度苗を植えた箇所のため土もそれほど固くないので、使うのは鍬ではなく移植ゴテです。
ということで、申し分のない爽やかな気候の中、24名を3つの班に分けて、いざ作業開始!

過酷な環境にやられてしまった苗の植え替え作業

先月植林を行った0.2haに隣接するエリアで枯れていた苗はマサキとトベラがほとんどでしたが、今回補植を行うエリアではクロマツもかなり枯れてしまっていました。伐った木をチップにして敷き詰めた上から大量の砂が積もっていたことからもわかるように、このエリアは海水浴場へと続く道に近いため海からの強い風の影響を受けやすく、急遽千葉県が防風柵を設置したものの、海に近い部分ほど多くの苗がやられてしまったようです。
道から離れていくにつれて枯れているのはマサキとトベラだけになっていきました。クロマツは栄養分の少ない土地を好む性質である一方、マサキやトベラは貧栄養のうえに冬場の乾燥が加わったこの過酷な環境に耐えることができなかったようです。
いずれにしても、ここの環境にはクロマツの方が適しているとの判断から、今回も植える苗はクロマツのみ。穴掘りに使う移植ゴテは鍬に比べて手数が必要で、掘ってから植え付けまでずっとしゃがんだ姿勢になりますが、家庭でのガーデニングなどを通して比較的慣れている人の多い作業でもあります。
そして、せっせと新しい苗に植え替えていくこと約2時間。用意したクロマツの苗600本の補植が完了。予定していたより早く植え替えが終わったため、残りの時間を使って、今度は移植ゴテを鎌に持ち替え、夏場の下草刈りが少しでも楽になるようにと苗の周囲の灌木を伐っていきました。

浜辺でのお昼、MVPの選出を経て帰路につく

作業が無事に終了したあとは、海岸で海を眺めながらのお弁当タイム。満腹になったら、今回特別にご用意したイベント「本日のMVP決定投票」の時間です。3つの班からそれぞれ男女1名ずつ、もっとも活躍したと思われる方に投票し、6名のMVPを決めようとする試みで、参加者中、最年少の中1・小3兄弟からお兄ちゃんのこうへいクンが選ばれるなど6名のMVPが決定しました。その後は、近くの施設でラジウム温泉に浸かってもよし、砂浜を散歩するもよしという自由時間でクールダウン。
海からの風が少し寒く感じられる2時半を回るころ、再びバスに乗り込み、途中、道の駅「オライはすぬま」で千葉県産野菜などをお土産に購入して、ちょっとした経済貢献をしたり、車中恒例の「森のクイズ大会」などを楽しんだりしながら、帰路についたのでありました。
参加いただいた皆様、お疲れさまでした。そしてどうもありがとうございました。夏場の下草刈りにも、ぜひご参加のほどよろしくお願いしま~す!

Photo

写真右側のように、苗が枯れてしまっている箇所に“補植”していきます。
このあたりは特に苗が枯れ、雑草が生えていました。
今回はこの移植ゴテが大活躍。
怪我なく作業が進むことを願って、気合い一発、お約束の「エイ、エイ、オー!」。
右に海と海岸、中央に堤防、左に見えるのが作業現場という位置関係です。
掘って植えて。移植ゴテだと、しゃがんだ姿勢での作業が多くなります。
夏の下草刈りが思いやられる、日陰のない場所です。
さらに移植ゴテを鎌に持ち替えて作業は続けられました。
こうして、枯れてしまった部分への苗の植え付けが完了。
苗よ、今度はしっかり育て!
作業現場から海は見えないため、作業を終えて堤防を越えて初めて、海岸にいることを実感。
晴れた日には最高に気持ちのいい海辺でのお弁当タイム。
お弁当を前ににっこり。
全員集合。皆さんお疲れさまでした!

Voice

松木さんご夫婦
松木さんご夫婦
「松の木を植えるという私たちの名字にぴったりな活動で(笑)、昨年の暴風雨の中での植樹以来2度目の参加です。前回植えた苗がどうなっているのか気になっていましたが、思っていたより元気だったので安心しました。今後も10年に一度くらいは生長ぶりを見に来たいですね」
茂手木さん
茂手木さん
「自分の癒しにもなる土いじりと、ボランティアにも興味があったので初参加です。立ったり座ったり掘ったり埋めたり、けっこういい運動になりました。千葉県に住んでいますが、行きのバスの中で見せていただいた映像で、初めて九十九里の津波の被害について知りました」
久保田さんご家族
久保田さんご家族
「前回は夏の下草刈りに来ましたが、子どもにこういう経験をさせたかったので、2人の息子を連れて、家族5人の中で男だけ3人で参加です。そもそものきっかけは、やはり震災のボランティアですね。東北に行くのは難しいですが、千葉という近場なのが気に入っています」
市村さん
市村さん
「震災直後には東北にもボランティアに行きましたが、植林は会社で白神山地に行って以来2度目の経験です。白神山地のときには、穴を掘ってくれたり周りの人がいろいろ手を貸してくれたのですが、今回はすべて自分でやるので大変ですが満足度が違いますね。いい経験になりました」
井内さん
井内さん
「津波の被害に遭った岩手の小学校の花壇を再生したり、これまでボランティアには4~5回行っていますが、ここでの作業は昨年の植林以来2度目の参加です。前回の植林のときには更地という感じでしたが、今回来てみて、人の手が加わって整ってきたなという印象です」

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