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Announcement

いつやるか?今でしょう。-九十九里海岸防潮林の植樹2,800本ツアー

2013/03/16 千葉県山武市蓮沼殿下海岸林

レポート公開中 2014/07/24 Update

【3/16快晴終了】昨年秋から塩害の木を伐採し、重機でチップ化と敷き均し、そして人海戦術での目印棒の設置を経て、遂に念願の植樹を迎えました。 植樹する土壌の状況を鑑み、今回はクロマツのみ2,800本。面積にして0.2haプラスα。植樹活動のあとは、地元酒蔵「寒菊銘醸」で昼食と酒蔵見学とお買い物を通して地域の経済活性化。正しく、楽しくの精神です。

「競輪補助事業 ring!ring! プロジェクト」の支援を受けて行いました。

申込は締切りました

Guideline

活動名 いつやるか?今でしょう。-九十九里海岸防潮林の植樹2,800本ツアー
開催日時 2013/03/16(土) ~2013/03/16(土)

雨天時は、合羽を着ての作業になります。

開催場所 千葉県山武市蓮沼殿下海岸林
活動内容 ●2月23日に目印棒を設置した場所へ苗木を植え付けます。
●植樹するのはクロマツ2,800本です。
●活動後は、地元酒蔵「寒菊銘醸」で昼食と酒蔵見学・試飲とお買い物。
集合 ●6時45分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
現地集合でも構いません。
スケジュール ●6時45分:集合/新宿西口スバルビル前
●7時:出発
●9時30分ごろ到着
●9時30分~10時00分:開会式&作業手順のご案内
●10時00分~12時30分:植樹活動と閉会式
●12時30分~12時40分:身支度後、寒菊銘醸へ
●12時40分〜13時00分:寒菊銘醸着⇒昼食(お弁当になります)
<ここから2班に分かれます>
★<酒蔵見学班>
■13時00分〜14時00分:昼食
■14時00分〜15時00分:酒蔵見学と試飲とお買い物
■15時00分〜15時10分:酒蔵出発、道の駅「おらい蓮沼」へ
★<ラジウム温泉班>
■13時00分〜13時30分:昼食
■13時30分〜13時50分:蓮沼ガーデンハウス「マリーノ」ラジウム温泉へ
■13時50分〜15時00分:ラジウム温泉へ入浴
■15時00分〜15時10分:ラジウム温泉出発、道の駅「おらい蓮沼」へ
<道の駅「おらい蓮沼」にて合流>
●15時30分ごろ:道の駅「おらい蓮沼へ」出発、帰路。
●18時00分ごろ:解散/新宿西口ロータリー

※昼食場所である「寒菊銘醸のレストラン」では13時〜16時までの間、生バンドの演奏が入りますので、酒蔵見学も温泉も「行かないよ!」の場合は、演奏をお時間まで聴きながらごゆっくりとお寛ぎください。
持ち物 汚れてもよい服装、防寒着、帽子、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)。保険証。
募集対象 ●ご興味のある方なら誰でも(親子での参加もOKです)
参加者数 106名
参加費 ●1,000円(お弁当・お茶実費)
●バス代と保険代は、競輪補助事業の支援金で賄います。
●ラジウム温泉は700円です(希望の方)。
バスタオルは300円(レンタル)、てぬぐいは200円(販売)。
●3月13日(水)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけなかった場合、1,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡ください。
申込期限 平成25年3月8日(金)
注意点 ●バス降車後すぐに活動ができる服装でご集合ください。
●貴重品の管理は、各自でお願い致します。
●靴は長靴の用意はございます。ご希望の方はサイズを申込時にお聞かせください。
●革の手袋を用意しました。ご希望の方はお貸しいたします。
●寒い季節です。防寒着をご用意ください。
●靴の中に入れるホッカイロがあると便利です。
●森の中は、基本禁煙です(山火事防止のため)。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知ください。
ご連絡 以下の7点をご記入の上、申込フォームからご連絡ください。
●お名前、フリガナ(参加者全員)
●メールアドレス(参加者全員)
●ご住所(代表者のみ)
●電話番号(参加者全員)
●生まれた年(参加者全員、例えば1971年)
●長靴のサイズ(レンタル希望者のみ)
●希望する参加コース:「酒蔵見学」か「温泉」か「生バンド」か
その他 寒菊銘醸(千葉県山武市松尾町武野里11 TEL:0479-86-3050)

Report

「いつやるか?今でしょう ~九十九里海岸防潮林の植樹2,800本」ツアー

約110名で2,800本のクロマツの苗を植樹

コブシの花が咲き始めた早々、東京の桜に開花宣言が出された3月中旬。一気に暖かくなって、太陽の恵みを受けながら樹木が盛んに生長し始めるため、苗の植えつけにはもってこいの季節です。ということで向かった先は、これまで枯れた木を伐り、地拵えし、先月に目印棒を立ててきた千葉県山武市蓮沼殿下の海岸林。さあ、いよいよ植林です。
植える苗は当初、対象となる0.2haに対してクロマツ、トベラ、マサキの3種で計2,200本を予定していたのですが、昨年植えた1.2haを確認したところマサキとトベラの2種(特にマサキ)の生長状況が悪かったため、急遽、貧栄養の土地に強いクロマツだけに絞って2,200本植えていくことに変更。さらにクロマツの苗はプラス600本用意し、昨年植えたものの枯れてしまっているトベラとマサキの代わりに植えていく補植という作業も行っていくことにしました。
植えるクロマツの苗は計2,800本。かなりの本数ですが、いつもの新宿集合組の皆さんに加えて、昨年10月に今回作業を行うエリアの伐採・地拵えにご協力いただいた地元千葉県に本社を構えるバルブメーカー株式会社キッツさんと幕張新都心で合流。バス2台に約80名を乗せて現地へと向かえば、千葉県佐倉市に本社を置くTOTOバスクリエイト株式会社さんからも約30名が現地集合の形で加わっていただき、締めて約110名。この大きな支援のもと、数十年後に立派な海岸林となることを願って作業開始です。

山の斜面より平坦な場所のほうが大変な鍬振り

3つに分割した約0.2haの作業エリアに、バスでやってきた皆さんを3つの班に分けて配置して活動がスタート。現地集合の皆さんには別働隊となっていただき、昨年4月に植林したエリアで枯れているマサキ、トベラの代わりにクロマツの苗を植えていってもらうことにしました。
植林の際の作業手順としては、まず鍬で苗の根がすっぽり入る程度の穴を掘り、苗を穴に入れたら土をかぶせ、苗が土に密着するように周囲を両足でぎゅっと踏みつけていきます。しっかり踏み固めるのは、苗木が海風にも負けないように自立し、また土の中に腐敗物が生まれるような余分な空間ができにくくなって土壌の養分をしっかり吸い上げられるようにするためです。
これまでにも長野と千葉で何度か植林経験のある方々にもたくさんおいでいただきましたが、傾斜のある山での作業と平坦な場所での作業を比べた場合、実は今回のような平坦な場所で鍬を使う方がより大変です。というのも、傾斜のある山では斜面の上部に向かって鍬を振るため“振りしろ”が平坦な場所に比べて短く、また傾斜のおかげで腰を曲げる角度もより緩やかになるというわけです。重い鍬を使っての穴掘りは重労働ですが、筋肉痛は働いた“勲章”でもあります。「筋肉痛は明日かな?」「いや、オレはもう年寄りだからきっと明後日だよ」などと冗談を飛ばしながら、皆さん2人ひと組になって要領よく苗を植えていってくれました。

「楽しいコト」では、今回2つの選択肢をご用意

そしておよそ2時間半後、無事に作業完了。2011年8月の枯れ木伐採に始まった殿下海岸における海岸林再生活動は、今回の作業が終了したところで目標としていた約1.4haすべてに植林することができました。
今後は夏場の下草刈りや、生長具合によっては補植などの手入れをしながら生育を見守っていくことになりますが、まずは一段落です。これまでこの地での活動にご協力いただいた方々には、この場を借りて心より御礼申し上げます。
予定していた作業が完了すれば、あとは私たちのモットーでもある「正しいことを続けるには楽しいことも必要」を実践することです。今回は2つの選択肢をご用意し、事前に希望をお聞きしてあります。まずひとつはラジウム温泉で汗を流してのんびり組と、もうひとつは清酒「寒菊」や地ビール「九十九里オーシャンビール」を楽しむ酒蔵見学組です。
とりあえず、酒蔵見学ツアーを実施する明治16年創業の寒菊銘醸で昼ご飯のお弁当を食べたあとは、2組に分かれてそれぞれ「ゆったり」や「ほろ酔い」を堪能していただきながら、今回の活動も幕を閉じるのでありました。
皆さん今回もお疲れさまでした。次回は私たちのホームグランド長野県佐久での活動となりますので、またよろしくお願いします!

Photo

バスは殿下海岸近くに到着。
到着後、キッツさんはお揃いのビブスを着用。
穴を掘る鍬と軍手、長靴、ビブスを配布。
2月に目印棒を設置した0.2ha相当。ここがメインの植樹エリアです。
無事に作業が進むことを祈って、気合いを込めて「エイエイ、オー!」。
このクロマツの苗2,800本を植えていくのが今回のミッションです。
3つの班と別働隊は離れた地点から作業開始。
鍬で穴を掘り、苗を植えたら、両手で引っ張っても簡単には抜けない程度に周囲を踏み固めていきます。
掘っては植えて踏みつけて、2人ひと組になって作業は続けられました。
苗よ、大きく育て!
隙間なく苗が植えられて作業完了。感無量なり。
作業を終えて全員集合。皆さん、お疲れさまでした!
今回の活動は「競輪補助事業 ring! ring! プロジェクト」のご支援を受けて実施されました。
寒菊銘醸でのお昼には、地ビール「九十九里オーシャンビール」もプハッ~と堪能。
酒蔵見学組は、清酒「寒菊」の誇る大吟醸「夢の又夢」などを試飲しながらお土産も購入。

Voice

清水さん
清水さん
「エコプロダクツ展で話を聞いて、興味を持って初参加です。山に登ったりキャンプをしたり自然が好きですし、ログハウスや木造の家にも興味があります。今回は、苗木を植えることで森がどうやってできていくかを体験しに来ました」
写真右/野澤さん、写真左/香織さん
写真右/野澤さん、写真左/香織さん
「岩手出身で、子どもの頃に農作業を手伝って以来の鍬でしたが、最近はいかに力を使っていないかがわかりました(笑)。昨年、御蔵島に行って自然の素晴らしさを再確認したので、自然の復興に少しでも関われたらということで初参加です」(野澤さん)
「ボランティアに興味があって、昨年は宮城に桜を植えに行きました。今回、初めて鍬を手にしましたが、よろけたり、けっこう難しかったです。でも、自然の中での作業ということで気持ち良かったですし、少しでも役に立てたのなら嬉しいです」(香織さん)
高橋さん
高橋さん
「これまでに伐採・地拵え、植林、下草刈りをひと通りやって、今回は2度目の植林です。毎回ひとりで参加していますが、どの作業もやっていて楽しいですし、成果が目で見えるので充実感がありますね。作業時間もちょうどいいと思います」
橋本さん
橋本さん
「若い人が多くて活気があるところが気に入って、暴風雨の中での昨年のこの場所と長野県東御市に続いて、3度目の参加で3度目の植林です。現在は農業の仕事をしていますが、樹木医になりたいのでチェンソー作業従事者の資格も持っています」
石川さん
石川さん
「水族館で防災林の役割を知って子どもと一緒に興味を持っていたのと、大震災のボランティアという2つが重なって2度目の参加です。翌日には筋肉痛になりますが(笑)、“やった感”があるので、タイミングが合えば今度は子どもと一緒に参加したいと思います」

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