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檜原村・藤倉地区の古民家と古道修復withシティグループ | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

檜原村・藤倉地区の古民家と古道修復withシティグループ

2012/11/03 東京都檜原村藤倉地区

2014/07/24 Update

【11/3笑顔終了】シティグループのCSR活動をお手伝いさせていただきました。今回は、ツリークライミング活動でお世話になっている東京都檜原村の藤倉地区で、地域の財産である古民家とその周辺の古道の修復をプランとしてご提案。総勢33名もの社員さんらが一生懸命に取り組んでくださいました。その様子はYahoo!ニュースにも掲載。

申込は締切りました

Guideline

活動名 檜原村・藤倉地区の古民家と古道修復ツアー
開催日時 2012/11/03(土) ~2012/11/03(土)
開催場所 東京都檜原村藤倉地区
活動内容 ●檜原村藤倉地区の古民家修復活動(掃除及び片付)
●古民家周辺の古道修復(地ならし及び階段づくり)
集合
スケジュール
持ち物
募集対象
参加者数
参加費 33名
申込期限
注意点
ご連絡
その他

Report

企業CSRサポート活動

檜原村・藤倉地区の古民家と古道修復

森のライフスタイル研究所では、企業のCSR活動の提案、コーディネイト、運営のサポートも行っています。今回は、200年の歴史を持ち、シティバンク銀行、シティグループ証券、シティカードなど世界160以上の国と地域に約2億の顧客口座を有する世界有数のグローバル金融機関であるシティグループのCSR活動をお手伝いしました。
シティグループとのご縁は、今年初めの千葉県九十九里海岸林復興プロジェクトの植林作業にご参加いただいたのが最初です。夏にはシティグループの創業200周年を記念した環境ボランティア活動として、長野県長和町の和田峠スキー場跡地への2,000本の植樹をサポートしました。
今回は、東京都の最西部。島嶼部を除き都内で唯一の「村」である檜原村で、古民家と古道の修復作業にボランティアとして取り組んでいただきました。

江戸時代からの古民家が数多く残る檜原村・藤倉地区

豊かで美しい自然に恵まれた山里、檜原村の歴史は古く、村内には江戸時代から続く古民家が数多く残っています。とくに藤倉地区、湯久保地区には、人が住まなくなり放置された古民家が数多く存在しています。これらの古民家は、文化的価値が高く、山里の暮らしの歴史を今に伝える貴重な財産です。
“東京ひのはら地域協議会”では、かねてより古民家の修復・保存を行い、地域の財産として活用していくための活動を進めています。この活動に共感してくださったシティグループ社員やそのご家族33名のボランティアが、11月3日に藤倉地区の古民家修復(掃除、片付け)と古民家周辺の古道の修復作業(地ならし・階段づくり等)に汗を流しました。

総勢33名の多国籍ボランティアが活動に参加!

朝、9時に武蔵五日市駅に集合し、地元バス会社のバスで藤倉地区へ。駅から約1時間の行程です。急峻な山の斜面が道路の脇まで迫り、反対側には切り立った谷底に渓流が流れる景色に、思わず東京にこんな大自然があったのか!と驚きの声があがります。目的地の古民家からの眺望は、山々がいくつも連なる懐かしさを覚える山里の光景です。

開会式の後、古民家のお掃除や後片付けと古道の整備の2つのグループに分かれました。古民家修復グループは、“東京ひのはら地域協議会”の婦人部ともいえる「まっこの会」のお母さんたちが昔ながらのお掃除の方法で家の中をきれいにします。囲炉裏の枠のことを檜原では「まっこ」と呼ぶのだそうです。古道修復チームは、“東京ひのはら地域協議会”の山仕事のベテランと東京チェンソーズの有志が班長となって4つの班に分かれ、人が通らなくなった古い山道を整備しました。いつも森のライフスタイル研究所のツリークライミング体験会でお世話になっている、檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」も“東京ひのはら地域協議会”の一員です。

さて、古道修復グループが向かったのは胸をつくような急峻な斜面を登る古い道。道の上の土を鋤簾(じょれん)で掘り起こし、急な場所には鉄杭を打ち、間伐材で階段をつくっていきます。慣れない作業なので捗らないかと思いきや、皆さんコツを覚えるのが早く、予定を上回るエリアの道の修復を行うことができました。古民家修復グループもお掃除・後片付けだけでなく昼食づくりにも加勢して、みるみる家がいきいきとしてきます。

檜原村の“おいしさ”も体験できて大満足!

お昼は、きれいになった家の中で、まっこの会のお母さんたちが腕によりをかけて作った、地元の素材を活かした郷土料理を味わいました。「おいねのつる芋」や「すずの大豆」など檜原にしかない伝統野菜を使った料理の数々に舌鼓を打ち、お母さんたちとの会話も弾みました。
そして、食後にはジャムづくり。当初は地元産の柚子を使ったジャムをお土産に持って帰っていただこうという企画だったのですが、今年は柚子が不作。夏の間に収穫しておいてくれた「ナツハゼ」の実を使ってジャムを作りました。見た目はブルーベリーのジャムのように見えます。酸味が爽やかでおいしいジャムができました。瓶につめて檜原村のお土産として皆さんに持ち帰っていただきました。
一方、まだ体力があり余っている人は近くの「雨乞の滝」までミニ・ハイキング。東京チェンソーズの青木さんが引率してくれて木の話や林業の話をしてくれました。滝のマイナスイオンや森のフィトンチッドで、日頃のストレスもすっかり霧消しました。

参加したボランティアの方は、「お手伝いをしに来たのに、村の人にすっかり歓待されてしまって申し訳ない気分。でも、いい汗を流せて楽しかったです」と満足した様子。“東京ひのはら地域協議会”の田倉会長も「予想以上に作業が進んで驚いています。たくさんの人に手伝ってもらえて、これほどうれしいことはありません。これからも機会があったら、ぜひ檜原村に来てください」と感謝の言葉を述べていました。

普段の森づくりとは少し趣の違う活動ですが、山村の活性化は森を守り育てていくことにもどこかでつながるはず。森のライフスタイル研究所は、こうした活動も積極的に展開していきます。

今回の活動は、東京チェンソーズの青木さんや木田さんのご尽力がなければ実現しない企画でした。この場を借りてお礼申し上げます。

Photo

概観は最近補修したためそれほど古く見えませんが、梁や柱をみると江戸時代後期の建物です。
古民家の庭で開会式。
古道修復グループは急な山道を登って現場へ。
土を鋤簾(じょれん)という道具で掘り、道を整備します。
こちらの班は、急斜面の階段づくり。
古民家修復班もお掃除や後片付け、食事の準備に大わらわ。
お父さんと一緒に窓の拭き掃除。
大人数で取りかかると、みるみるきれいになっていきます。
山の空気と労働が、美味しいお昼をさらに美味しくします。
つい、ご飯も山盛りお代わり!
東京チェンソーズの青木さんがガイドしてくれました。
渡るのにちょっとスリルがある古い木の橋。
雨乞いの滝です。小さな滝ですが、気持ちがいい。
できあがったナツハゼの実のジャムをみんなにシェア。
楽しく、有意義な一日でした。

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