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HELP TREE!「広葉樹の苗木を雑草から救いだせ。終わったら温泉だぜぇ〜!」ツアー | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

HELP TREE!「広葉樹の苗木を雑草から救いだせ。終わったら温泉だぜぇ〜!」ツアー

2012/08/18 長野県東御市田之尻地区

レポート公開中 2014/07/24 Update

【8/18大汗終了】山火事を受けた土壌は焼畑栽培のように肥沃になり、思いがけず苗木周りの雑草もボーボーです。雑草が苗木周りに生い茂ると、苗木に陽があたらなかったり蒸れてしまったり苗木の生長にマイナスです。これまで2回の植林で1万本近い広葉樹の苗木を植えてきました。そこで今回はその1万本を救うべく、立ち上がります。

「コスモ石油エコカード基金」より支援を受けて行なっています。

申込は締切りました

Guideline

活動名 HELP TREE!「広葉樹の苗木を雑草から救いだせ!終わったら温泉だぜぇ〜!」ツアー
開催日時 2012/08/18(土) ~2012/08/18(土)

雨天時は、合羽を着ての作業になります。

開催場所 長野県東御市田之尻地区
活動内容 ●昨年5月28日と今年6月2日に植樹した広葉樹の苗木周りの草刈り活動を行ないます。
集合 6時45分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
スケジュール ●7時:出発
●10時30分ごろ到着
●10時30分~10時45分:森づくり場所まで徒歩で移動
●10時45分~11時00分:開会式&安全作業等説明
●11時00分~13時45分:下草刈り活動
●13時45分~14時00分:食事場所まで移動
●14時00分~15時00分ごろ:昼食(お弁当になると思います)
●以降、温泉に入って汗を流した後に帰路
●20時30分ごろ:解散/新宿西口ロータリー
持ち物 汚れてもよい服装、帽子(必須)、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)。バスタオルやシャンプーなど(シャワー浴びる方)、虫除けスプレー
募集対象 どなたでも。親子での参加も可能ですのでご相談ください。
参加者数 36名(地元住民含む)
参加費 1,000円(昼食代相当)
●バス代や保険代はコスモ石油エコカード基金の支援金で賄います。
●当日に徴収いたします。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡をお願いします。
●500円(温泉入館料/入浴者のみ)
●300円(バスタオルと普通のタオルのセットの借料/希望者のみ)
●8月15日(水)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけなかった場合、全額1,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
申込期限 8月10日(金)
注意点 ●貴重品の管理は各自でお願い致します。
●暑い季節ですが長袖、長ズボンが好ましいです。帽子は必需品です。
●蜂の被害が考えられます。
●蜂は濃い色の服装にやってきます。また、甘い臭いに引き寄せられてきますので、香水類は禁止します。
●森の中は基本禁煙です(火事防止のため)。
●温泉施設にバスタオルと普通サイズのセットのレンタルタオル(300円)があります。
●温泉施設にはシャンプーとボディーソープがあります。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知ください。
ご連絡 以下の6点をご記入の上、申込フォームからご連絡ください。
●お名前(参加者全員)
●メールアドレス(参加者全員)
●ご住所(代表者のみ)
●電話番号(参加者全員)
●生まれた年(参加者全員、例えば1971年)
●長靴のサイズ(レンタル希望者のみ)
その他 ●立寄り温泉:湯楽里館(長野県佐東御市和3875 TEL:0268-63-4126)

Report

真夏の酷暑の中、日当り抜群の斜面で下草刈り

「広葉樹の苗木を雑草から救い出せ。終わったら温泉だぜぇ~!」ツアー

今回の行き先は、上信越自動車道を佐久市よりさらに数十キロ西北へと走った長野県の東御市田之尻地区です。ここで行なっているのは、山火事の被害に遭った4ha相当に植樹し、公園のように楽しめる里山へと復活させる『どんぐりの森 再生プロジェクト』と銘打った活動で、これまで2度にわたってコナラ、ケヤキ、ヤマボウシ、ヤマモミジなど広葉樹の苗を植えてきました。
今年の6月にも3,560本の苗を植えてきたのですが、植えた苗につる草が絡みつき、雑草が目立ってきたので、8月中旬の酷暑の中、30名近いボランティアの方々とともに下草刈りへと向かった次第です。天気予報は「曇りで、3時ころから雨」と、いつもながら微妙でしたが、着いてみれば青空も顔を出すほどで、作業地点となる斜面は木もなく日当り抜群。これは、雨よりも熱中症を心配したほうが良さそうです。

帽子着用、水分補給が欠かせない夏場の作業

私たちの多くの活動に指導者として協力してくれている「信州そまびとクラブ」の今井さんに夏場の下草刈りについて聞いてみると、「暑い夏に日陰もないような場所でやる地道で過酷な作業で、一番体力が必要ですね」と、下草刈りのためにやって来た私たちにとっては身の引き締まるお言葉…。
といはいえ、苗の生長を妨げる雑草を伐り、再び苗が太陽の恵みをたっぷり浴びながら光合成を行なっていくためには下草刈りが欠かせません。山で働く人たちは夏場、日の出前に起きて午前中だけ働き、気温がもっとも高くなる前に帰ってきて体を休めるのだそうです。それでも、今井さんによると「毎日“なんだか頭が重いな、調子悪いな”と感じていて、軽い熱中症気味になっていることが多い」そうですが、私たちは東京から来ているので早朝からの作業は無理。せめて帽子をかぶり、頻繁に水分を補給し、休憩しながら作業を進めることにしましょう。

夏場に気をつけたいいくつかのコト

熱中症以外にも、夏場の作業で気をつけたいのが、肌をかぶれさせる漆のような植物やヒトを刺す蜂の存在です。
そこで何らかの対策が必要になるわけですが、蜂対策として今井さんが「山で作業をする人ならほとんどが持っている必需品」と言って見せてくれたのが専用の吸引機。万が一蜂に刺されてしまったら、これを患部に当て、毒を吸い出してしまうわけです。さらに蜂退治用のジェット砲を携帯し、いざとなったら蜂に向けて砲撃する覚悟です。
とはいえ、蜂も生き物。無意味な殺生は慎みたいものです。肝心なのは、蜂の巣や漆には近づかないことです。私たちが作業をしている周辺でも、地蜂と呼ばれる土中に巣をつくる蜂を見つけた場所や、漆の木のある箇所にはピンク色のテープを張って目印にしておいたので、その場所を避けながら吸引機やジェット砲のお世話になることもなく、無事に作業は進められていきました。

過酷だけど達成感を感じる下草刈り

このように過酷で危険をはらんだ夏の下草刈りですが、参加者の方々に聞いてみると、「成果が見えるので達成感が感じられて、やり甲斐がある」「自分で植林した場所だと、植えた苗を助けてあげているという実感がある」というような作業そのものに関してのコメントや、「ごみごみと暑苦しい都会から、こんなに気持ちのいい自然の中にやってくるだけでも快適」といった環境面のことまで、もちろんいいところもたくさんあります。
ここ田之尻では目印棒を立てたすぐ横に植林していったので、目印棒を頼りに苗を探し出し、再び苗に太陽が充分に当たって生長していかれるように、絡みついたつる草を伐り、周囲の雑草も刈り、30分毎に日陰で休憩を入れ、水分を補給しながら作業を続けること約2時間半。なんとか予定していた地点の下草刈りを完了。春先からよく緑色をした小振りなカエルをたくさん見かけましたが、今回はさらに蝶々やバッタや小さな昆虫が多数目につき、生物多様性に富んだ森の公園が順調に育っているのを実感しました。

山から降りた一行を迎えてくれたスイカに感謝!

山を降りて公民館へと向かった一行を待っていてくれたのは、田之尻のお母さんたちがご用意くださっていた冷えた甘~いスイカ。これがまた、旨いのなんの。水分とともに塩分補給も兼ねて、塩を振ってかぶりつけば、どんどん熱い身体に吸収されていきます。
そして、帰りには、汗だくの身体のままではあまりに気持ちが悪いということで、温泉に寄って汗を流し、昼食を食べ、さっぱりとした一行を乗せたバスは再び新宿へと戻っていくのでありました。
皆さん、暑い中どうもお疲れさまでした。次回もよろしくお願いします!

Photo

夏まっさかり。
行きのバスの中では岩崎隊員作のDVDにより、これまでの活動紹介や当日の作業を説明。
ここが今回の作業地点。木がないため帽子は必需品です。ウ~、アジ~!
目印棒に近づけば、棒に絡みついているのはほとんどが雑草という始末。 苗を伐らずに雑草だけ伐るのが今回のミッションなり。
集合して作業内容を確認したら、気合いイッパツ「エイエイ、オ~!」
「信州そまびとクラブ」の今井さん。いつもお世話様です。
炎天下で苗の救出作業に精を出す皆さん。水分補給を欠かさないように!
たまには日陰で休憩することも大切です。休み休み行きましょう!
この茶色っぽい葉が漆。人によりアレルギー反応は異なりますが、近づかないことがなにより。
蜂に刺されたときに活躍する吸引機。このように使って蜂の毒を吸い出します。
蜂撃退用のジェット砲。今回は使用しませんでした。
下草刈りが終了した地点。遠目にはわかりにくいですが、近づけば苗の周りはすっきり。
作業を終えて全員集合! どうもお疲れさまでした!
地元の方達と交流。
火照った身体に浸透していった冷えた甘~いスイカ。極上のおもてなしでした。

Voice

濱野由香理さん
濱野由香理さん
「今年の春に佐久で地拵えに参加したのですが、何事もやり通すことで何かが見えてくるような気がして、とにかく1年続けて参加してみようと決めて、今回で3回目です。自然が大好きということもあって、今のところ毎回楽しいだけです(笑)」
ひらりんさん
ひらりんさん
「大学4年ですが、どこへも出かけずに夏休みが終わりそうだったので参加しました。親が過疎の村の出身なのですが、そういう場所を支えるには人の力が必要なのと同じで、僕も地方の山や村を守る手助けがしたいです」
栗本さん
栗本さん
「新聞で紹介されていたのを見て、“植林”という部分に惹かれてやって来ました。消防の仕事をしていましたが、植林は防災という観点からも大切です。筋肉痛ですか? 毎週土日にジムに通っていますので、まったく問題ありませんよ(笑)」
ホシションさん
ホシションさん
「何度か参加している友人から“山に行きませんか?”というメールが来たのですが、前から話は聞いていて楽しそうだなと思っていたので、“行きます!”と即答して初参加です。自分は生まれも育ちも東京の中央区なので、こういう環境の気持ちよさを体いっぱいに感じてま~す」
A.Kさん
A.Kさん
「空気のいい景色がきれいなところでたくさん汗かいて、温泉に入って、都会にいてボ~ッとしているよりずっと有意義な休日の過ごし方ですよね。いろいろな虫に遭遇しましたが、それにもだんだん慣れてきました。でも、少しだけ腰に来たかな(笑)」

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