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標高1,400mの避暑地「和田峠スキー場跡地」のカラマツ苗木を助けましょう!ツアー | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

標高1,400mの避暑地「和田峠スキー場跡地」のカラマツ苗木を助けましょう!ツアー

2012/09/08 長野県和田峠スキー場跡地

レポート公開中 2014/09/03 Update

【9/8草刈完遂】いよいよ今年の草刈り仕舞いの活動日。今回はこれまで植えたカラマツの苗木周りの雑草がターゲットでした。全部で3ヘクタール分。たっぷりな面積をたっぷりと動きまわりながら、50年後にきちんと太ったカラマツ林になるべく、73名の草刈男子&女子が頑張りました。草刈り後は温泉へ立ち寄り一息ついて、一日が終了。

この活動は「JT NPO助成活動」の支援を受けて行なっています。

申込は締切りました

Guideline

活動名 標高1,400mの避暑地「和田峠スキー場跡地」のカラマツ苗木を助けましょう!ツアー
開催日時 2012/09/08(土) ~2012/09/08(土)

雨天時は、合羽を着ての作業になります。
但し、落雷の恐れがある場合は、中止します。

開催場所 長野県和田峠スキー場跡地 (長野県長和町)
活動内容 ●植樹したカラマツの苗木周りの下草刈り活動です。
●帰りには温泉への立ち寄ります(希望者のみ)。入浴されない方は、隣接する道の駅にてお買い物等でお時間お使いください。
集合 6時45分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
スケジュール ●7時:出発
●10時30分ごろ到着
●10時30分~10時45分:開会式&安全作業等説明
●10時45分~13時45分:下草刈り活動(春に植樹したカラマツの苗木周りの草刈りです。)
●13時45分~14時30分:昼食(地元食材のお弁当&きのこ汁などを予定)
●14時30分~15時10分:温泉及び道の駅へ移動(バス)
●15時10分〜16時10分:温泉入浴及びお買い物
●16時10分ごろ:帰京
●20時00分ごろ:解散/新宿西口ロータリー
持ち物 汚れてもよい、温かい服装、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの(長ぐつ、トレッキングシューズ等)、合羽、バスタオル(温泉に入る人)。
募集対象 ●ご興味のある方なら誰でも(親子での参加もOKです)
●CSR活動としての企業ボランティアさんも歓迎です。
参加者数 73名
参加費 ●1,000円(お1人様あたり)
●500円(温泉入館料/入浴者のみ) 
●9月3日(月)までにNPO事務局へキャンセルの連絡(メールor電話)いただけなかった場合、全額1,000円をご請求させて頂きますので、予めご了承ください。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡ください。
申込期限 平成24年8月27日(月)
注意点 ●バス降車後すぐに活動ができる服装でご集合ください。
●貴重品の管理は各自でお願い致します。
●靴は長靴を用意しました。ご希望の方はサイズを申込時にお聞かせください。
●革の手袋を用意しました。ご希望の方はお貸しいたします。
●標高が高い場所での作業になりますので、温かい服装もご用意ください。
●森の中は基本禁煙です(山火事防止のため)。
●温泉施設にて、バスタオル500円/ハンドタオル200円の販売もございます。
●温泉施設には、シャンプーとボディーソープがあります。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知ください。
ご連絡 以下の6点をご記入の上、申込フォームからご連絡ください。
●お名前、フリガナ(参加者全員)
●メールアドレス(参加者全員)
●ご住所(代表者のみ)
●電話番号(参加者全員)
●生まれた年(参加者全員、例えば1971年)
●長靴のサイズ(レンタル希望者のみ)
その他 温泉名:和田宿温泉ふれあいの湯(長野県長和町和田4329 TEL:0268-88-0001)

Report

歴史ある峠で今年最後の下草刈り

「標高1,400mの避暑地“和田峠スキー場跡地”のカラマツ苗木を助けましょう!」ツアー

東京でも朝晩にはようやく秋らしさが感じられるようになってきた9月初旬。向かったのは、通い慣れた関越自動車道で行く佐久市や東御市ではなく、同じ長野県でも中央自動車道を使って岡谷IC経由で山間のワインディングロードを登る長和町の和田峠です。
和田峠はその昔、古代人が石器の材料に使った黒曜石の産地として有名で、和田峠を含む霧ヶ峰一帯で旧石器時代から縄文時代に至る3万年もの間、日本全国に黒曜石を供給し続けたそうです。また、旧中山道の江戸板橋宿から数えて28番目の和田宿があったところで、江戸時代には多くの大名や旅人を迎え入れてきました。
標高1,400mという高地のため、近年はスキー場としても栄えましたが、バブルの崩壊やスキー人口の減少という社会情勢を受けて、1998年の営業を最後に閉鎖。ここでの私たちのミッションは、もともと国有林だったこのスキー場跡地にカラマツの苗を植え、元のようなカラマツ林に戻して国に返すために約10年に渡って山づくりのお手伝いをしていくことです。
すでに昨年の6月に約1ha、今年の6月には約2ha、計3ha相当に6,300本ほどの苗を植えてきましたが、周辺の雑草が生い茂ってきたので、第1回目の下草刈りに向かったという次第です。
天候は晴れときどき曇り、気温およそ20℃。高度1,400mの山あいを吹く風は秋の気配をまとって快適ですが、それでも日陰のない斜面ゆえ、30分毎の休憩と水分補給を交えながら、今年最後の下草刈り、いざスタート!

筋肉痛を覚悟しながら雑草を伐っては斜面を上へ

作業内容としては、植えたカラマツの苗が再び太陽の恩恵を充分に受けられるように、周囲を取り囲んでいる雑草を鎌ひとつで伐っていく、腕や手に力を込める仕事です。そのうえ、元スキー場ということで、ボーゲンでOKという緩斜面もあれば上級者向けの急斜面もあり、足腰にかかる負担も相当なもの。普段の生活では使わないような筋肉を使うので、筋肉痛は覚悟したいところです。
ところで、今回苗を植えたカラマツ。秋も深まれば黄葉し、冬には葉を落とす主に亜高山帯から高山帯に分布する落葉樹で、根づきやすく成長が速いことから長野県では戦後に大規模な植林が行なわれ、造林面積の約50%がカラマツ林というほど、長野の人工林のシンボル的な存在となっています。
このスキー場跡地を囲んでいるのも樹齢40~50年ほどと見られるカラマツ林ですが、今回私たちが植えたカラマツの苗がそこまで育ったときに、今回参加したうちの何人が元気でいるだろうか…などど、森が生育する時間の長さに圧倒されそうになります。
それでも、「オレは、この苗たちが育って立派な森になるまで元気でいるぞ」などと威勢のいい声を挙げ、左手で雑草を束ね、右手に持った鎌でザクザクと雑草を伐っては斜面を上へ上へと登っていき、途中、初夏にオレンジ色の花を咲かせるレンゲツツジだけは残していきながら作業を続けること約2時間半。
高原の清々しい気候も幸いして、思っていた以上に作業ははかどり、昨年と今年に苗を植えた約3haのほとんどの雑草を刈り取ることができました。

お昼を食べ、温泉で汗を流し、お土産を買って帰る

下草刈りでいい汗をかいたあとは、山の麓に集まって昼食タイム。本日のメニューは、地元「おかあさん家」のお弁当と、長和町名産のキノコがたっぷり入ったキノコ汁。こういう環境で食べる食事は本当に旨い!
さらに、再びバスで移動しながら、地元のカラマツがふんだんに使われた木の香り漂う「和田宿温泉ふれあいの湯」で汗を流し、道の駅でお土産を買い、帰りは佐久経由で上越~関越自動車道を使って一路新宿へ。
こうして今回も「正しいコト」と「楽しいコト」をミックスしながらの1日は暮れていくのでありました。皆さん、次回もよろしくお願いします!

Photo

避暑地での作業。
苗を植えた斜面はススキなどの雑草が目立ってきていました。
スキー場のロッジ跡が今回のベースキャンプ。
作業説明のあとは、気合い一発「エイエイ、オ~!」
鎌を使うので、安全確保のため適度な距離を保つことが肝心。
帽子をかぶり作業に精を出す皆さん。感謝!
感謝感謝!
雑草の間からはシカの頭蓋骨と思わしきものも出現。
初夏の花を楽しむために伐らずに残したレンゲツツジ。
周囲を取り囲んでいる樹齢40~50年ほどのカラマツ(左)と、雑草を刈り取ってすっきりしたカラマツの苗(右)。苗よ、大きく育て
30分毎に水分補給と休憩をとりながら作業は進行
そして作業終了。斜面はご覧の通りきれいになりました。
全員集合して「ハイ、チーズ!」。皆さんお疲れさまでした!
働いたあとの充実感もいっぱい、山の麓に集まって高原の風を浴びながらの昼食。
地元「おかあさん家」特性の手づくり弁当とキノコ汁。

Voice

金澤さん
金澤さん
「佐久での下草刈りに続いて2回目の参加です。和田峠は開けていて涼しくて気持ちが良かったです。いつもご飯が美味しいですし、作業の大変さ程度もちょうどいいので気に入っています。冬も楽しそうですね。また来ます!」
中里さん
中里さん
「遠くから見たときより、近寄ってみてたくさんの草に覆われているのがわかりました。小さいころから自然の中での渓流釣りが好きで、大学時代には環境系のサークルに入りましたし、会社選びも環境がキーワード。今後もこういうボランティに参加したいと思います」
Yさん
Yさん
「4回目の参加になりますが、今回は自分も植林に参加した場所での下草刈りなので、苗が一段とかわいく感じますし、愛着が違いますね。もともと自然に触れるのが好きで最近山歩きを始めましたが、できればどんどん木を増やしたいです」
中川さんご夫妻
中川さんご夫妻
「造園職をやっていたせいもあって、もともと植物、特に高原の樹木が好きで、“森のボランティア”でネット検索してこの活動を知り、家内と二人で2回目の参加です。今回も気持ちよく作業ができました」
Kumikoさん
Kumikoさん
「自然のためにできる活動をしたいと思っていましたが、最近体力に自信がなくなってきたので(笑)、プラスαの温泉とかに惹かれてひとりで初参加です。楽しかったので、次回は友達を誘ってまた来ます!」
A.Kさん
A.Kさん
「ボランティアを続ける秘訣は“自分が楽しめること”だと思っているので、今回は温泉に惹かれてやって来ました(笑)。都心は空気が汚れているので、こういう自然に囲まれた水のきれいな所に来ると、引っ越してきたいくらいにホッとします」

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