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Announcement

HELP TREE!「幼い苗木を雑草から守れ!~in 九十九里海岸防潮林~」ツアー

2012/07/07 千葉県山武市蓮沼殿下海岸

レポート公開中 2014/09/03 Update

【7/7大汗終了】雑草が苗木周りに生い茂ると苗木に陽があたらずに苗木の生長にマイナスです。それを防ぐために下草刈りを行なう必要があります。つまり、50年後のきちんとした森林をめざす最初の儀式が下草刈りなのです。今回は今春に植えた防潮林の再生をめざした1歩目の活動でした。皆さん大汗かきながら鎌を振り続けました。

「トヨタ環境活動助成プログラム」より支援を受けて行なっています。

申込は締切りました

Guideline

活動名 3.11復活の森づくり 海岸林復興 下草刈り編ツアー
開催日時 2012/07/07(土) ~2012/07/07(土)

雨天時は、合羽を着ての作業になります。

開催場所 千葉県山武市蓮沼殿下海岸
活動内容 ●春に植えた苗木周りの雑草を手鎌を使って刈り取る作業です。
集合 6時45分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
現地集合でも構いません。
スケジュール ●7時:出発
●9時30分ごろ到着
●9時30分~10時00分:開会式&作業手順のご案内
●10時00分~12時30分:下草刈り活動及び林内整理
●12時30分~13時30分:近くのリゾート施設「マリーノ」で昼食(お弁当)
●13時30分~15時00分:ガチ派は、午前中の作業を引き続き。エンジョイ派は、マリーノのラジウム温泉などでおくつろぎください。
●15時00分ごろ:蓮沼出発、帰路。
●18時30分ごろ:解散/新宿西口ロータリー
持ち物 汚れてもよい服装、帽子(必須)、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)。バスタオルやシャンプーなど(シャワー浴びる方)、虫除けスプレー
募集対象 ご関心のあるかたなら、どなたでも。お子様とのご参加も歓迎です。
参加者数 68名
参加費 2,100円(昼食場所「マリーノ」での会議室昼食セットプランの費用です)
●バス代/保険代等は、トヨタ環境活動助成プログラムの支援金で賄います
●ラジウム温泉は700円です。
申込期限 6月22日(金)定員がいっぱいになった場合は、事前に締切らせていただきます。
注意点 ●貴重品の管理は各自でお願い致します。
●暑い季節ですが長袖、長ズボンが好ましいです。帽子は必需品です。
●蜂の被害が考えられます。
●蜂は濃い色の服装にやってきます。また、甘い臭いに引き寄せられてきますので、香水類は禁止します。
●森の中は基本禁煙です(火事防止のため)。
●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知ください。
ご連絡 以下の6点をご記入の上、申込フォームからご連絡ください。
●お名前(参加者全員)
●メールアドレス(参加者全員)
●ご住所(代表者のみ)
●電話番号(参加者全員)
●生まれた年(参加者全員、例えば1971年)
●長靴のサイズ(レンタル希望者のみ)
その他

Report

生い茂る雑草から幼い苗木を救いだそう

梅雨空の下、約70名で下草刈りを敢行!

7月7日は、短冊に願い事を書いて笹に吊し、星に祈る七夕祭り。実は雨になることが多い日だそうです。早朝の集合場所・新宿西口は、あいにくの小雨模様。それでも現地集合組も合わせ約70名のボランティアが千葉県山武市蓮沼殿下海岸に結集し、先日植林を終えた海岸林の下草刈りを行ないました。
昨年の夏から行なってきた津波被害林復活のプロジェクト。津波で潮をかぶり枯れてしまったクロマツの木を伐り、地拵えを行い2月から4月にかけて約12,000本の植林を行ないました。今回のミッション「下草刈り」は、植えた苗を大きく育てていくために欠かせない保育作業です。夏になると、苗木よりも生長が早い雑草や灌木が生い茂り、苗木を覆い隠すようになります。日の光が十分に当たらなくなった苗木は、生育が悪くなり、最悪の場合は枯れてしまいます。そこで、鎌を使って雑草を取り除き、幼い苗が日の光を十分に浴びることができるようにしていくのです。

幼い苗を育てるために雑草や灌木を除去します。

林内には、砂の飛散を防ぐのと雑草の生育を抑える目的で伐採木のチップを散布していましたが、その効果があったようで、思っていたより下草は少なく感じました。それでも場所によっては薮になっています。
いたるところに可憐なオレンジ色の花を咲かせている草もあり、参加者からは「このお花も伐っちゃうんですか?」との声が。また、以前から自生していたと思われるニセアカシアの幼木も目立ちました。ニセアカシアはマメ科の植物で、根に根粒バクテリアが共生していて土壌を豊かにします。「土が豊かになるならいいじゃないか」とお思いかもしれませんが、クロマツにとってはあまりいいことではないのです。クロマツは土の養分の少ない貧栄養の土地でよく生育する植物。ニセアカシアが大きくなると、クロマツの生育を妨げる恐れがあるのでこれも伐ってしまいます。

実生のクロマツが育っていました。

空は、今にも泣き出しそうなどんよりと曇っています。約1.2haのエリアを3つに分け、ピンクのビブスを着て作業に取りかかりました。ピンクのビブスは千葉初お目見えです。緑が濃くなったフィールドで、ピンク色は目に映え、仲間がどこにいるか一目でわかります。おろしたての鎌は切れ味も抜群。草ボウボウの場所がみるみるうちにきれいになり、元気な苗が顔を出してきました。驚いたのは、植えた苗に混じって実生のクロマツが生えてきていたこと。生き残ったクロマツの種が風に乗って撒かれ、それが発芽したのでしょう。自然の力は偉大です。

みんなの力で予定していた作業を無事終了。

幸い雨には降られませんでしたが、林内は湿度が高く、すぐに汗だくに。それでもときおり吹いてくる海風が清々しく、生き返った気持ちになりました。作業を始めて約3時間、12時半には、大方の作業を終え、建設真っ最中の海の家の軒先をお借りしてお弁当を広げました。昼食後、まだやり足りない人は引き続き下草刈りを。もう満足した人は、「蓮沼ガーデンハウスマリーノ」の温泉に入り汗を流したり、付近を散策したり自由に過ごしました。

海岸林を復活させるには長い年月が必要です。

下草刈りは、植えてから5年くらいまで、夏の時期に行ないます。5年以上経てば、苗の方が下草より背が高くなるので下草刈りは必要なくなります。来年の夏の下草刈りのときには、今よりたくましく育った苗の姿を見ることができるでしょう。
「森のライフスタイル研究所」では、今年の秋からまだ手を付けていないエリアの海岸林を伐採し、来年に植林を行ない、九十九里の海岸林を少しずつ復活させていこうと考えています。
これからも皆さんのあたたかいご支援をお願いします。

Photo

ピンクのビブスを着て、下草刈りに取りかかります。
深い緑の中でピンクのビブスが目立ちます。これで安心。
苗を伐らないよう、注意深く作業します。
疲れるんだけど、自然の中では笑顔になります。
すぐお友達になれるのも、森づくり活動のいいところ(レミさんとミホさん)。
お昼のお弁当は、建設中の海の家の軒先を借りて食べました。
あまり天気がよくないけど、海を見ながらの昼食はおいしい。
無事に予定したエリアの下草刈りを終えました!
下刈り前。
下刈り後。
林内にたくさん咲いていたヒオウギスイセン(檜扇水仙)。
クロマツの生育を妨げるニセアカシアの幼木。
かわいらしい実生のクロマツ。大きく育ってほしいものです。
アシナガバチの巣がありました。要注意!
植林した苗は順調に根付き、育っています。

Voice

ヤナバさん
ヤナバさん
今回が3回目です。伐採、植林、下草刈りと一連の流れを体験できました」というヤナバさんは某NPOの職員さん。「以前からこの活動に参加している友人から、この津波被害林復活のプロジェクトのことを聞きました。千葉県出身なので、千葉でできる復興支援がしたくて参加しました。前回の植林は、天候が悪くて大変でしたが、いい思い出になりました。あのとき植えた苗が、少し大きくなっていたのがうれしかったです。この活動は、毎回いろいろな人と知り合えるのも魅力ですね
赤堀哲也さん・美王さん
赤堀哲也さん・美王さん
2回目の参加です。前回はダボス牧場での活動に参加しました。思ったよりハードな作業でした。家では草刈りなんてしたことがありません。(笑)こんな機会がなければ絶対しなかったでしょうね」と哲也さん。美王さんは「下草刈りは手間のかかるたいへんな作業ですね。でも、終わった後がきれいになっているので達成感があります。とてもいい汗をかきました
しばちゃん
しばちゃん
J-WAVEで森のライフスタイル研究所のことを知り、ネットで調べて参加しました。森や自然には前から興味があって、気軽にできる森林ボランティア活動を探していたんです。この活動ならいいかなと思って一人で参加しました。普段、こんなに汗をかくことがないので、疲れたけど、意外と気持ちいいなあと思いました。千葉ではバーベキューがないのが残念。今度は長野の活動にも参加してみたいと思います

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