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シンポジウム「長野の森林づくりは、みんなを幸せにできるか!」を開催しました。 | カーボンオフセットシンポジウム2012年2月17日|森のライフスタイル研究所

Announcement

シンポジウム「長野の森林づくりは、みんなを幸せにできるか!」を開催しました。

2012/02/17 株式会社 内田洋行 東京ユビキタス協創広場(CANVAS) 2Fセミナールーム

レポート公開中 2014/07/24 Update

【2/17盛況終了】長野県の森林のことを企業に知ってもらい、応援してもらえるきっかけとなるシンポジウムを開催しました。なぜ、長野の森に支援が必要なのか?その答えを「生物多様性の保全」に見出しました。長野県は生物多様性のホットスポット中のホットスポットなのです。

 

申込は締切りました

Guideline

活動名 シンポジウム「長野の森づくりは、みんなを幸せにできるか!」
開催日時 2012/02/17(金) ~2012/02/17(金)
開催場所 株式会社 内田洋行 東京ユビキタス協創広場(CANVAS) 2Fセミナールーム (東京都中央区新川2-4-7 電話番号0120-077-266)
活動内容
PDFはこちら
集合 受付 13:30〜
開会 14:00〜
※開会前までに入室をお願いいたします。
スケジュール ●13:30〜 受付
●14:00〜14:10 開会挨拶(NPO法人 森のライフスタイル研究所)
●14:10〜14:40 「企業さん、長野での森づくりはいかがでしょう!」(長野県林務部信州の木振興課)
●14:40〜15:20 「長野の森づくりが、いっぱいのハッピーに!〜長野の森を守ることの意味〜」(NPO法人 森のライフスタイル研究所)
●15:20〜15:35 休憩
●15:35〜16:05 「長野で生まれたカーボンクレジットを使ってみました!」(株式会社リサイクルワン)
●16:05〜16:50 パネルディスカッション/質疑応答 〜記憶のリュックサックに、森のカーボンクレジットを〜
●16:50〜17:00 閉会挨拶(長野県林務部)
持ち物 筆記用具
募集対象 企業や団体のCSR担当者・関係者、一般より興味のある方など幅広く募集します。
参加者数 72名
参加費 無料
事前にFAXまたはメールにてお申し込みください。
申込期限 2012年2月15日(水)
注意点
ご連絡
その他

Report

みんなのチカラを合わせて、長野の森を元気にしよう!

シンポジウム「長野の森づくりは、みんなを幸せにできるか!」頑張りました!

長野県の森林づくりやカーボンオフセットなどの現状を多くの企業や人々に知ってもらい、長野県の森づくりを応援していただくきっかけとするためのシンポジウム「長野県カーボンオフセットシンポジウム」を開催した。
会場は、最新のインターネット設備、映像設備を用意している株式会社 内田洋行・新川オフィス2Fの「東京ユビキタス協創広場」。ウィークデーにもかかわらず多くの参加者が集い、東京の下町で森づくりやカーボンオフセットについて熱く語り、考えるシンポジウムとなった。

シンポジウムは、森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表が開会のご挨拶を述べた後、長野県庁林務部の武田佳治氏が「企業さん、長野での森づくりはいかがでしょう」と題した講演を行い、森林整備の必要性や長野県が行っている「森林(もり)の里親制度」の概略を説明し、事例を紹介した。
「森林(もり)の里親制度」は、長野県の市町村有林や団体有林の森林整備を企業の支援により進める取り組みで、企業の顧客、社員、家族の皆様が森林整備体験を通じ地域住民との交流を図ることにより、森づくりだけでなく山村地域の活性化も図れることを説明。長野県は企業と地域の仲介役となり、活動内容は企業と地域が話し合って決めるオーダーメイドであること、契約後の活動は県が責任を持ってフォローすることなどを訴えた。平成24年1月現在の「森林(もり)の里親制度」契約件数は72件で65社の企業が森の里親になっている。
また、間伐を実施した面積をCO2吸収量で評価・認証できる「森林CO2吸収認証」制度についても触れ、企業のPRに役立てることができることを強調した。なお、長野県では平成24年3月までに新たに16カ所の森林を「森林(もり)の里親制度」候補地に定め、参加企業を募っている。今後は、森林関係NPOとも連携し、地域と企業、県の協働体制の下に森づくりを推進していきたいと語った。 さらに、長野県の森林セラピーの現状や4月より開始される予定の小海県有林J-VERプロジェクトの紹介もあり、内容の濃い講演となった。

続いて森のライフスタイル研究所・竹垣代表が、長野県の森を守ることの意味を問いかけた。その中で、国際環境NGO「コンサベーション・インターナショナル」の調査によると日本列島全体が生物多様性ホットスポットに指定されていることを指摘。生物多様性ホットスポットとは、多種の固有生物が生息し生物多様性が豊かだが、自然破壊が進み危機に直面している世界34カ所の地域のこと。竹垣代表は、長野県は固有の生物種も多く、長野県の森を守ることは、生物多様性を保持することにつながり、大きな意味を持つと述べた。また、長野県は、天竜川、木曽川、千曲川などの源流地でもあり、8つの県と隣接していることもあり、長野県の森を守ることは、水源地かん養の点からも意義があると語った。そして、CSR(企業の社会的責任)からCSV(Creating Shared Value;共通価値の創造)への流れの中で、生物多様性や水資源の保全は、大きな価値として位置づけられるのでは、と長野県の森づくりへの参加を訴えた。

当初の予定にはなかったが、ここで会場を提供してくださった株式会社 内田洋行の若杉浩一氏に演台に上がっていただいた。若杉氏は、内田洋行デザイン部勤務という本業のかたわら「日本全国スギダラケ倶楽部」というプロジェクトを立ち上げ、産地や加工者、流通、デザイン、販売など杉を取り囲むシステムを結びつけることで、杉をもっと積極的に使っていくことを目指して活動をしている。設立経緯や様々な取り組み事例を紹介する中で、「木を植え、木を育てることだけでなく、木をいかに使っていくかということも重要。日本の財産である木材を、どうやって未来の財産にしていくか、そこに企業の役割があるのではないか」と提言した。

休憩を挟み、環境に特化したコンサルティング会社であり、国内有数のカーボンオフセットプロバイダーでもある株式会社 リサイクルワン 温暖化対策事業部の野田創太郎氏がカーボンオフセットの仕組みや実例を解説した。環境省によるカーボンオフセットの認証制度であるJ-VERについても説明し、その中で今後、森づくりを行っていく上でカーボンオフセットだけでなく生物多様性や水資源も大切なキーワードになると述べた。

以上で予定の講演を終え、参加者との質疑応答に入った。参加者からは、「森林の里親制度」や「森林CO2吸収認証」、小海県有林J-VERプロジェクトにおけるカーボンオフセット・クレジット等に関しての具体的な質問があった。

最後に長野県庁林務部の武田佳治氏より閉会の辞をいただいた。武田氏は、薪やペレットの利用によるカーボンオフセットだけでなく、間伐材を内装材等に固定的に使用していくことに関しても、制度化を検討していきたいと抱負を述べ、約3時間にわたるシンポジウムの幕を閉じた。
なお、シンポジウムの様子はU-STREAMによりライブ配信も行われた。

Photo

本日の会場は、内田洋行さんの2階セミナールームです。
開会の挨拶は、緊張気味な森のライフスタイル研究所の竹垣が担当です。
長野県林務部の武田佳治氏の講演
竹垣の講演。
内田洋行の若杉浩一氏は、スギダラの歴史を楽しく紹介してくれました。
リサイクルワンの野田創太郎氏は、淡々と長野産のクレジットの良さをアピールしてくれました。
質疑応答の時間も大いに盛り上がりました。
閉会の挨拶は、長野県林務部県産材利用推進室長、山崎明氏。

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