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3.11復活の森づくり第2弾!津波被害木の伐採ツアーを行ないました。  | すべての人と 森づくりを|森のライフスタイル研究所

Announcement

3.11復活の森づくり第2弾!津波被害木の伐採ツアーを行ないました。 

2012/01/21 千葉県山武市蓮沼殿下海岸

レポート公開中 2014/07/24 Update

【1/21,1/28盛況終了】2011年夏に行なった森林面積に0.6haを追加して海岸防潮林の復興活動を行ないます。まずは、津波の潮に浸かりそれが原因で赤く枯れてしまった木の伐採と林内の整理活動、植林時の目印棒の設置を、2日間延べ約150名ほどの参加者と共に行ないました。

 

申込は締切りました

Guideline

活動名 3.11復活の森づくり第2弾 津波被害木の伐採やります!ツアー
開催日時 2012/01/21(土) ~2012/01/28(土)
開催場所 千葉県山武市蓮沼殿下海岸 (開催日は、1月21日(土)、28日(土)の2回です。)
活動内容 ●津波を被って赤く枯れてしまった木の伐採活動
●海岸保安林内の整理活動
集合 6時45分:集合/新宿西口スバルビル前(東京都新宿区西新宿1-7-2)
スケジュール ●7時:出発
●9時30分ごろ到着
●9時30分~10時00分:開会式&作業手順のご案内
●10時00分~12時30分:伐採活動及び林内整理
●12時30分~13時30分:近くのリゾート施設「マリーノ」で昼食
●13時30分~15時00分:ガチ派は、午前中の作業を引き続き。エンジョイ派は、マリーノのラジウム温泉などでおくつろぎください。
●15時00分ごろ:蓮沼出発、帰路。
●18時30分ごろ:解散/新宿西口ロータリー
持ち物 汚れてもよい服装、防寒着、帽子、軍手(イボイボ付き)、着替え、タオル、飲み物。靴は動きやすいもの、合羽、常備薬(必要な方)。バスタオルやシャンプーなど(シャワー浴びる方)
募集対象 ご興味のある方なら誰でも(親子での参加もOKです)、CSR活動としての企業ボランティアさんも歓迎です。
参加者数 147名(TOTOバスクリエイト社員ボランティア含む)
参加費 ●無料(バス代、保険代はジャパンプラットフォームの支援金で賄います。)
●昼食代はご負担ください。
●ラジウム温泉は700円です。
●定員を設けての開催になるので、ご都合がつかなくなった場合は早めにご連絡ください。
申込期限 1月21日(土)開催→1月13日(金)、1月28日(土)開催→1月20日(金)
注意点 ●貴重品の管理は各自でお願い致します。 ●寒い季節です。防寒着をご用意ください。 ●森の中は基本禁煙です(山火事防止のため)。 ●渋滞により、新宿に着く時間が遅くなることもございますので、予めご承知ください。
ご連絡
その他 以下の5点をご記入ください。
●参加希望日
●お名前(参加者全員)
●メールアドレス(参加者全員)
●ご住所(代表者のみ)
●電話番号

Report

森のライフスタイル研究所の2012年は、千葉県の海岸林でスタート!

0.6ヘクタールを追加して、千葉県海岸保安林の再生に取り組みはじめます。

去る1月21日(土)と28日(土)の2日間、昨年の夏に続き津波の被害を受けた千葉県山武市蓮沼殿下海岸の保安林で、今年の幕開けとなる活動が行なわれました。
昨年3月11日の大震災による津波が東北地方にもたらした壊滅的な被害は皆さんよくご存知だと思いますが、案外知られていないのが首都圏に位置する千葉県の実態です。海
に面した九十九里一帯では、全壊・半壊・床上・床下浸水の家屋が約3,000棟にも及び、今回私たちが向かった殿下海岸の保安林も海水が入り込んだために多くの木が枯れてしまいました。
そこでまずは1月の間に枯れた木を伐っていく作業を行ない、その後伐った木はチップにして林の中に撒き、2月と4月にクロマツ、トベラ、マサキの苗を植樹。その後5年間に渡って下草刈りを行ない、主に風や飛砂、塩害、そして津波などから民家や農作物を守る保安林としての機能の回復を目指すことが今回のミッションです。
対象となるのは、昨年夏に同様の作業を行なった地点の北側に隣接する0.6h相当です。今回も万全を期すために救急救命士さんに同行いただき、まずは21日の作業開始!

寒さの中、温かいスープで暖をとりながら作業

伐っていく木はクロマツが主体なのですが、何回か杉の間伐などにボランティア参加した経験のある参加者のひとりが「杉に比べると、松は伐ったときに重く感じますね」と言う通り、松はもともと杉より硬く、しかも海岸という環境では生長が遅いため年輪の間隔が狭くなり、より一層硬い木になる傾向があります。
一方、長野県佐久市で続けている活動の常連さんいわく「佐久のカラマツより伐りやすく感じました」とのこと。もともとカラマツは繊維が強く倒れにくいうえに、まだ緑の葉を蓄え生きているカラマツを伐ってきた人には、すでに枯れているクロマツはより伐りやすく感じたようです。
とはいえ、いずれにしても自分の腕より太いような木をノコギリ1本で伐っていくのは重労働に変わりありません。そのうえ初日はあいにく小雨の降る中での作業となったため、一段と寒さがこたえます。
そこで今回用意しておいたのが移動式の店舗。ミネストローネと豚汁の2種類あり、温かいスープで暖をとりながらの小休止を挟みながら、午前中いっぱい作業に精を出しました。
そして昼には近くのホテルで昼食。その後はホテルの風呂で温まる"エンジョイ派"と、さらに作業を続ける"ガチ派"に分かれ、雨が強くなってきた3時半すぎに九十九里の海岸を後にしました。

3班に分けて行なった植樹前の最終作業

それから1週間後の1月28日(土)。先週とは打って変わって、ときおり青空も広がる絶好の作業日和。この日は地元企業のTOTOバスクリエイトさんのボランティアも加わり、総勢102名もの参加者に集まっていただき、植樹前の最後の作業を一気に完了させることが目標です。
そこで、この大人数で効率良く作業を進めるために、最前線で木を伐る作業を続ける「伐採班」、前回の作業で伐ったままになっている木のじゃまな枝を落とし(枝払い)、運びやすい大きさに木の幹を断裁し(玉切り)、数か所にまとめていく「枝払い・玉切り班」、植樹の際の目印となる竹棒を立てていく「目印棒立て班」の3班に分け、それぞれ離れた場所で行動してもらうことにしました。
2月と4月に行なう植樹に備えて、クロマツ、トベラ、マサキという3種をまんべんなく植えていくための目印として、赤、青、黄に色分けされた約4,000本の竹棒を立てる作業が完了するまで帰れません。長丁場となることを覚悟しての、植樹前の最終日です。気を引き締めて、いざ!

昼ご飯の後は、残った半数で最後の仕上げ

今回も先週同様に、移動式店舗の豚汁とミネストローネで暖をとりながら、昼になると今回用意したお弁当を持って海辺に向かう人あり、道端で食べる人あり。津波による大きな被害を生んだ海ではありますが、こうして穏やかな表情を見ているとまた違った気分が湧き上がってきそうです。皆さん海を見ながら、何を思っていたのでしょうか……。
そして午後。午前中だけの参加者もいたため働き手は半数になってしまいましたが、前述のように、今回はやることをやらねば帰れません。そこで班分けは終了して、残った全員に目印棒を立てていく作業に専念してもらうこととし、それから続けることおよそ3時間。時計の針が午後4時をさすころ。おおよその見当として予定していた4,000本を遥かに超える、約5,000本の竹棒を立てて作業終了!
2009年4月に第1回をスタートして以来、今回で31回目のツアーとなりますが、これまでで最も過酷だったと言える28日の作業。それでも、おかげさまで任務を遂行できました。成せば成る、成さねば成らぬ何事も、であります!

そして、いよいよ次回は植樹です。皆さん次回もよろしくお願いします!

Photo

昨年の夏に整備した地点はご覧の通りすっきり。今回はこの先の0.6h相当が対象です。
今回の対象地点でさっそく作業を始める面々。
初参加の方もリピーターに入り交じって大活躍。かなり太い木を伐っていきました。
すでに伐り倒された木の枝を落とし、太い幹を分割し、じゃまにならない場所へまとめるのが「枝払い・玉切り班」の作業。
そして、伐った木の山があちこちにできたところで作業終了。
小雨降る寒い中、温かいスープで暖をとれば、思わず笑顔が溢れます。
歴代最年少の参加者、6歳の光誠クンも笑顔でスープタイム。
皆さん、どうもお疲れさまでした。来週もよろしくお願いしま~す。
28日の救急救命士は林田さんが担当
「目印棒立て班」の面々。
楽なように見えるかもしれませんが、ハンマーを握る手が次第に麻痺してくるなど、やはり簡単とは言えない作業です。
昼のお弁当タイム。津波を生んだ青い海を見ながら、皆さん何を思っていたのでしょうか…。
午後も続いた目印棒打ち作業。目標まであとひと踏ん張り!
そしてついに、目標の4,000本を上回る5,000本もの目印棒を立て終えた現場がこれ。感無量ではありますが、まだまだ先は長い。いや、本当の働きはこれからなのであります。
作業を終えて全員集合! お疲れさま~!

Voice

郷司さん
郷司さん
アドベンチャー・レースをやっているうちに山の実態がわかってきて、今までにも数回、間伐ボランティアの経験があります。あと、嫁の実家に行くとチェーンソーを使って雑木林の手入れを手伝ったりしていますが、今回みたいに手ノコで引く感じって、やっぱりいいですね。
清水千湖さん
清水千湖さん
先日は宮城に震災のボランティアに行き、小さな力でも集まることで成果があがることを実感しました。千葉の被害についても、友だちから聞いて知っていました。今回、大きな木を伐るのは初めてでしたが、もうちょっとやっていたかったくらい充実した時間で楽しかったです。
西井さん
西井さん
大学が農学部の林業科で、里山の現代における利用価値などを勉強し、今は環境関係のCSRをやっている会社に勤めています。"木の伐採・間伐で震災のボランティア"という部分に惹かれてやって来ました。ここに来て、これからも続けていかなければいけない活動だと感じました。
アベジュンさん
アベジュンさん
サーフィンやシーカヤックなど海の遊びが好きで、千葉のこの辺りにも何度か来ていたこともあって、少しでも海のためになればという気持ちでやって来ました。ノコギリを使うのは初めてでしたが、楽しかったです。今回の伐採とともに、2月の植樹にも参加する予定です。
右/H.Yさん、左/K.Iさん
右/H.Yさん、左/K.Iさん
震災関係のボランティアをやりたかったところ、大学のメーリングリストで今回の活動を知りました。園芸学部の2年生で、近くの竹林の間伐に行ったり、学校でも関連のあることを勉強していますが、学生のうちにいろいろ経験したくて参加しました。
小野寺さんご夫妻
小野寺さんご夫妻
以前テレビ番組で森のボランティア活動のことを知り、2年ほど前の秋に除伐作業で参加して以来、今回で2度目です。震災後のお手伝いがしたいと思っていたところ、1度参加したことがあって、そのときの印象が良かった団体さんということで、またふたりでやって来ました。
梶尾さん
梶尾さん
原宿の明治神宮を拠点にどんぐりから苗木を育てたり、稲作をしたりという活動をしているNPOに所属しているので、植樹の経験はありますが木の伐採は初めてです。自分たちがやっている活動の一歩前、二歩前の作業で、森を再生する過程を見る意味でもとても有意義でした。
ケイさん
ケイさん
昨年は宮城にボランティアで2度行き、そこで知り合った人と千葉に旅行しようかと調べているうちにこちらのホームページに行き着いて、今回の活動を知りました。私は千葉生まれなので、旅行どころではなくなっての参加です。森のことにも興味がありましたし、いい運動にもなりました。
左/アヤさん、右/ユリさん
左/アヤさん、右/ユリさん
神戸で震災を経験していることもあって、昨年は東北のボランティアに行きました。今回の活動は、ホームページで見て面白そうだったので姉妹で参加しました。けっこう力が要る作業でしたが、成果が目で見えますし、充実感ありますね。温かいスープも嬉しかったです。

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